2015年11月23日月曜日

五連休は近場へ 関東の100名城2城攻略!(その2)

箕輪城攻略を終えて次の目的地、埼玉県寄居町の鉢形城を目指します。高崎駅から寄居駅に行くには八高線を利用するのが一般的でしょうが、八高線にぎりぎり間に合わず、遠ざかる電車をホームで見送りました。
次の電車が来るまでは1時間半近くあるため、八高線は諦め、高崎線で熊谷に出て熊谷駅で秩父鉄道に乗り換え寄居駅に降り立ちました。

■天然の堀 荒川
寄居駅から鉢形城に向けて暫く歩き、荒川に架かる橋を渡ります。橋の上から向こうに見えるこんもりとした森が鉢形城ですが、荒川は鉢形城を守る天然の堀の役割を果たしていたことがここから見るとよくわかります。
荒川
▲天然の堀荒川

橋を渡ると鉢形城の縄張りとなります。最初の曲輪は笹曲輪。ここには250分の1スケールの鉢形城復元模型があります。ここから本曲輪の林の中を暫く歩きます。田山花袋の石碑付近から舗装路に降りて先に進みます。
笹曲輪
▲笹曲輪 丸い構造物は250分の1の模型

■鉢形城歴史館で情報収集
舗装路から左下に降りると大きな土塁がありました。ここはカタクリの群生地だそうで、早春には小さくかれんな花を咲かせる様子が想像できます。
カタクリ咲く土塁
▲カタクリの群生地となる土塁
谷に架かる橋
▲谷に架かる橋

谷に架かる小さな橋を渡って進むと鉢形城歴史館があります。ここで鉢形城の歴史や成り立ちを勉強しましょう。
外曲輪
鉢形城歴史館前の外曲輪

鉢形城歴史館の南側の散策路はやがて土塁の上に続きます。広大な外曲輪を土塁の上から眺め、橋を渡って先ほど通ったカタクリの咲く土塁の脇を通って舗装路を渡ります。
土塁に咲くヒガンバナ
▲土塁に咲くヒガンバナ
広大な外曲輪
▲広大な外曲輪

■これぞ鉢形城の情景 二の曲輪
二の曲輪は広々とした草地が広がり、見ていて気持ちがいいですね。そしてその隣にある堀と畝、土塁の光景は、これぞ鉢形城といった情景。鉢形城の案内といえばここの写真が紹介されることが多いです。
二の曲輪
▲二の曲輪

堀と畝 向こうに土塁
▲堀と畝 向こうに土塁

この付近にある馬出や井戸などの遺構を見学します。
井戸
▲井戸

馬出
▲馬出

■復元四脚門と四阿
鉢形城の一番奥に位置する伝秩父曲輪にやってきました。ここまでよく歩いたので復元された四阿で暫く休憩しましょう。すぐ横にある池にはハスが植えられていますが、夏には美しい花を咲かせることでしょう。
ハス池
▲ハス池

さて、そろそろ夕方になって太陽の位置も西に傾き始めました。三の曲輪の広場では親子連れがボール遊びに興じています。
復元四脚門
▲復元四脚門

最後に復元四脚門の写真を撮って帰路につきます。午前中の箕輪城、午後の鉢形城と、今日もよく歩きました。

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