2013年10月12日土曜日

餃子と芸術と黄鮒の町 宇都宮

国宝めぐりを始めていろいろなところに出掛けるようなりましたが、現地に行って初めて知ることがたくさんあります。例えば、土浦は花火とレンコンが有名であるとか、豊橋はちくわが名産であるとか、国宝関連で現地を訪問して初めて知ったことです。宇都宮といえば餃子があまりにも有名ですが、黄鮒(きぶな)という郷土玩具があることは昨年宇都宮を訪れた際に初めて知りました。今回は「餃子と芸術と黄鮒の町」宇都宮を訪ねます。

2013年9月16日月曜日

鎌倉北条氏の故郷に国宝・世界遺産候補を見た!

源頼朝の平氏討伐に協力し、鎌倉幕府成立後は執権として権力をほしいままにした鎌倉北条氏。北条氏の出身である現在の伊豆の国市に、今年2013年、新たな国宝が誕生しました。

2013年8月31日土曜日

特別展「和洋の書」 書の傑作ここに集まれり

中国の影響を受けた我が国の書は、遣唐使が廃止され、国風文化の広まりとともに柔らかみが加わり、いわゆる「三跡」によって「和洋の書」が完成します。今、トーハクに和洋の書の傑作が勢揃いしていますが、今年の特別展として見逃せないもののひとつです。

2013年6月16日日曜日

ヤマアジサイ 小さくてかれんな日本原産種

鎌倉はアジサイまっさかり。至る所で大輪のアジサイを楽しむことができます。もともとアジサイは日本が原産で、西洋にわたって品種改良されて「逆輸入」されました。日本原産のヤマアジサイを探しに鎌倉に出掛けました。

2013年6月2日日曜日

梅雨の合間の、修理の合間 日光東照宮

ちょうど1年前の6月の第一土曜日、日光東照宮に出掛けましたが、当時は平成の大修理第一期第一次事業の真っ最中。今年は梅雨入りが例年になく早く関東地方も5月中に早くも梅雨入りしましたが、梅雨の合間の晴れ間、今年も6月の第一土曜日に日光に出掛けてきました。

2013年5月18日土曜日

三島由紀夫と大神社展

三島由紀夫の「豊饒の海」は、全四巻からなる長編小説。第一巻の「春の海」は、妻夫木聡と竹内結子主演で映画化もされました。第四巻「天人五衰」の最後で聡子が放ったひとことはとても衝撃的で、初めてこの作品を読んですでに30年の歳月が過ぎていますが、いまだに私の心に強く残っています。三島は第四巻「天人五衰」の入稿日に、あの市ヶ谷駐屯地に出掛けたそうです。

2013年5月10日金曜日

特設階段でどうぞ-當​麻寺梵鐘

奈良国立博物館で開催中の特別展、「當麻寺-極楽浄土へのあこがれ-」。実に30年ぶりの公開となる国宝當麻曼荼羅が話題となっていますが、當麻寺現地でも梵鐘などが特別公開されています。

2013年5月5日日曜日

【お知らせ】臨時休業中 パソコンがこわれました。

奈良旅行から戻りパソコンのスイッチを入れたところ、パソコンが立ち上がらなくなってしまいました。そのため、旅行の写真の整理ができません。

當麻寺のことを書いた原稿は仕込みが済み、あとは写真の整理をするだけです。

新しいパソコンは8日に届く予定です。もうしばらく臨時休業となりますので、ご了承ください。

2013年4月20日土曜日

待てば海路の? 国宝「随身庭騎絵巻」

各県の美術館・博物館で都内の美術館・博物館の国宝などが展示されることがよくあります。ホテルオークラの敷地内にある大倉集古館は3点の国宝を所蔵していますが、唯一見ていなかった「随身庭騎絵巻が昨年秋に山梨県立美術館で展示されました。

2013年4月6日土曜日

国宝の骨壺-文弥麻呂墓出土品


文弥麻呂墓出土品…。
ふみのねまろと読みます。予備知識がなかったので、インターネットでいろいろと調べてみました。

2013年3月30日土曜日

予習をしました。 国宝大神社展

昨年秋からその開催を心待ちにしていた「国宝 大神社展」。開催まであとわずかとなりました。訪問時の理解を一層深めるために、主な展示品について、「予習」をしました。

白糸威褄取鎧ー櫛引八幡宮

まずは読み方から。しろいとおどしつまどりよろい、と読みます。

2013年3月24日日曜日

桜咲く鎌倉大仏を訪ねて

神奈川県に住む私にとって、鎌倉はとても身近な文化財の宝庫。思い立った時にいつでも出かけられます。
鎌倉の三大人気スポットとされる鶴岡八幡宮、長谷寺、そして、鎌倉大仏のある高徳院ですが、今回ブログの再開に当たり、改めて高徳院を訪ねました。