2013年3月24日日曜日

桜咲く鎌倉大仏を訪ねて

神奈川県に住む私にとって、鎌倉はとても身近な文化財の宝庫。思い立った時にいつでも出かけられます。
鎌倉の三大人気スポットとされる鶴岡八幡宮、長谷寺、そして、鎌倉大仏のある高徳院ですが、今回ブログの再開に当たり、改めて高徳院を訪ねました。


この寺院は、開山の由来が諸説あり、大仏の造立目的も不明とされています。かつては大仏殿に覆われていたものが、地震による津波で失われたとの説が一般的ですが、この説は誤りとの報道もありました(2012年7月18日産経新聞 都司嘉宣 鎌倉の大仏殿流出 明応東海地震説は誤り)。



鋳造開始は鎌倉時代の1252年ですが、完成年がはっきりせず、国宝の仏像としては最も新しいものとされています。
完成当初は金箔で覆われていたようで、右の頬にわずかにその名残を留めています。



高徳院は、その他の構成要素と合せて「武家の古都 鎌倉として世界遺産の候補となっています。今年の6月にはユネスコでの審査を経て、結果が発表されます。世界遺産正式登録となるか、今から楽しみにしています。

カメラ:Pentax Q10

Kotoku-in temple, The Great Buddha with cherry blossoms.
Nominated for inscription of the world heritage.

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