2014年4月19日土曜日

カイドウを訪ねて鎌倉を歩く

春の鎌倉はサクラが美しく咲きますが、カイドウの名所も忘れることはできません。かながわの名木100選にも選ばれているカイドウがある光則寺のほか、海蔵寺安国論寺を訪ねます(20140412)。

■かながわの名木100選 光則寺のカイドウ
サクラや春の花を求めて長谷寺を訪れる人は多いと思いますが、長谷寺訪問の後、この季節に絶対はずせないのが光則寺です。
山門をくぐるといきなりカイドウの花がお出迎え。本堂を背景にさっそく写真を撮影します。

光則寺のカイドウと本堂
本堂手前右手には、かながわの名木100選にも選ばれている、樹齢200年といわれるカイドウの古木があります。この日はピークをやや過ぎていたようで、この木は撮影しませんでしたが、最盛期にはたくさんの花をつけていたことでしょう。
帰りがけに山門手前でもう一度カイドウを撮影し、光則寺を後にします。
山門とカイドウ
■鎌倉の三大カイドウも今は寂しい 安国論寺
光則寺を始め、安国論寺光明寺のカイドウは、鎌倉の三大カイドウとよばれています。
この日安国論寺を訪れたところ、本堂正面にカイドウの若木が、小さいながらも力いっぱい花を咲かせていました。
安国論寺の若いカイドウ
かつてはこの場所にカイドウの古木がありましたが、2年ほど前に枯れてしまったようです。この若木が新たに植えられたものなのかどうかはわかりませんが、かつての古木のように立派な株に成長してほしいものです。

■今が盛り 海蔵寺のカイドウ
カマクラのカイドウで今最も勢いがあるのは海蔵寺のカイドウかもしれません。この日本堂右手にカイドウがほぼ満開の姿を見せていました。

海蔵寺 満開のカイドウ
時折そよぐ風に枝が揺れ、サクラ吹雪ならぬ「カイドウ吹雪」を楽しむことができました。
カイドウと散りゆく花びら
うららかな春の日差しの中、海蔵寺はいろいろな花で境内は美しく彩られていました。もしかすると、安国論寺に代わって海蔵寺を含めて「新」三大カイドウといってもいいかもしれません。

 

0 件のコメント:

コメントを投稿