9月下旬、待ちに待った5連休。どこかに遠出をしたいけど、有名観光地はおそらく大混雑。とはいえ、絶好のお出掛け日和が続く天気予報を聞くと自宅に閉じこもるのはもったいない。そんなわけで比較的近場の関東の100名城2城を攻めることにしました。
当初は高崎市郊外の
箕輪城と考えていましたが、思い切って埼玉県の
鉢形城にも寄ることにしました(20150922)。
■箕輪城巡りは100名城スタンプから
高崎駅午前9時発のバスに乗りおよそ30分、四ツ谷バス停でバスを降ります。箕輪城に関する100名城の本の案内では最寄りのバス停は箕輪本町となっていますが、四ツ谷バス停で降りたのには理由があります。
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▲四ツ谷バス停 |
それというのも、100名城スタンプは現地にはなく、
高崎市箕輪支所の受付窓口にあります。そのため、途中下車したというわけです。
この日は休日だったため、箕輪支所裏側の通用口から声を掛けて、休日出勤当番と思われる職員の方にスタンプを出していただきました。箕輪城の案内パンフレットもここで入手できますので、まずはここに立ち寄るのがよいと思います。
■観音様口から城攻め開始
箕輪支所から旧街道の雰囲気の残る道を歩きます。街道沿いには歴史のありそうな神社や大きな民家が並んでいて、城下町としてのかつての繁栄が感じられます。
箕輪小学校を過ぎると正面に
法峯寺が見えてきました。お寺の手前は「
水の手曲輪」となっており、かつて水場があったとか。この手前の左手の
観音様口から山道に入ります。
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▲街道沿いの立派な民家 |
暫く登っていくとやがて空堀や石垣などが見えてきます。工事中のため大きく右手に迂回して、いったん
搦手口に出ます。近くにできたばかりの駐車場があるので車で来る場合はここに駐車することになるでしょう。
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▲空堀と石垣 |
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▲ヒガンバナ満開 |
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▲搦手口付近 |
搦手口から暫く歩いて
本丸に入ります。現在は草原となっていますが、当時はここに何があり、ここにいた人たちは何を思っていたのでしょう。そんな昔のことに思いを巡らせながら歩きます。
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▲本丸跡の草原 |
本丸隣の
御前曲輪から空堀りに降りて大きく回りこむように歩きます。
空堀は木々が伐採され歩きやすくなるように整備が進められています。箕輪城の遺構のひとつとしてパンフレットにも紹介されている「
御前曲輪西堀」の石垣を見逃さないように歩いていきます。
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▲御前曲輪西堀 |
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▲大堀切西端付近の石垣 |
さて、そろそろ帰りのバスの発車時刻が気になってきました。
三の丸からは元来た方には進まずに右手に進み、「
鍛冶曲輪の石垣」や「大堀切西端付近の石垣」を見た後に平地に降り立ちます。最後の遺構、
大手虎鞱門(ことうもん)の石垣を撮影して、足早にバス停に向かいました(つづく)。
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▲大手虎鞱門の石垣 |
※帰りは高崎駅行きバスの始発駅である蓑郷バスセンターでバスを待ちました。料金は少し高くなりますが、待合室や、近くに酒屋もあります。
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