諏訪湖のほとりに佇む
サンリツ服部美術館。ここに保存されている国宝絵画が初めて(同館HP)公開される。この千載一遇の機会に併せて、未訪問の
諏訪大社上社を訪れ、さらに前回は冬の訪問となった
松本城にも足を延ばします。
当初は松本から戻るように回る考えでしたが、予定を変更し、諏訪大社から訪問することにして急きょ
茅野駅で下車。ここまではよかったのですが、なかなか思うようには行かないものですね(2016年7月)。
■まずは貸自転車を手配
「サンリツ服部美術館と諏訪大社を貸自転車で回った」との情報を事前にネットで得ていたので、
茅野駅前の貸自転車を扱うホテルに。ところが貸自転車業務は現在は行っていないとのこと。早速出鼻をくじかれた感じですが、やむなくタクシーで
諏訪大社上社本宮に向かいます。
諏訪大社は、
下社に春宮・秋宮、
上社に本宮・前宮があり、この4社を総称して
諏訪大社といいます。祭神は神話でもお馴染みの
タケミタカタノカミほかの2柱。上社・下社の両社で祭られています。
■古社の境内で古代の空気に触れる
鳥居をくぐって
上社本宮の境内に入ります。階段を上ると正面の森の中に設置されて間もない真新しい
御柱が見えています。
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▲森の中に見える御柱 |
この後は境内の散策と併せて御柱を探すことになります。
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▲勅額殿 |
勅願殿などの建物などを見つつ、
拝所の前に立ち手を合わせます。我が国を代表する古社ということもあってか、その重厚な雰囲気に心が洗われる思いがします。
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▲拝所 遠景 |
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▲拝殿(重要文化財) |
お参りを済ませたら
四脚門などの建物などを見学します。6棟が重要文化財に指定されているだけあり、建物だけでも十分見ごたえがあります。
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▲四脚門(重要文化財) |
ひととおり境内を散策したら、
本宮二之御柱と、樹齢1千年というケヤキが並んで立つ東側の出口から前宮を目指して歩き出します。
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▲二之御柱とケヤキ |
■質素なつくりの前宮
本宮から30~40分ほど歩いて
前宮に到着しました。本宮とは違って小ぶりで質素な雰囲気のお社です。
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▲前宮 拝所 |
周りに大きな森もなく、明るく開けた感じで、
4本の御柱もすぐに見つけることができました。
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▲前宮 一之御柱 |
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▲前宮 一之御柱と四之御柱 |
※ここに来て初めて気が付きましたが、タクシー利用の場合は、こちらの前宮を先に訪問し、待たせているタクシーに乗って本宮に行くのがよいと思いました。
この後は諏訪湖のほとりの
サンリツ服部美術館で国宝絵画をを鑑賞し、
足湯にもつかりました。
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▲諏訪湖畔の足湯 |
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▲足湯から諏訪湖を望む |
そして、
松本城で100名城スタンプを押印して帰路につきました。
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