2014年8月1日金曜日

世界遺産とB級グルメ 富士宮

昨年(2013年)6月世界文化遺産に登録された「富士山 信仰の対象と芸術の源泉」。ひとくちに世界遺産といっても、その構成要素は全部で25と多岐に渡ります。今回はそのひとつである富士宮市の富士山本宮浅間大社を訪れました。そして、富士宮といえば忘れてはならない「B級グルメ」があります。もちろんこちらも楽しんできました(2014年7月26日)。

■富士駅で乗り換え 富士宮へ
身延線は静岡県の富士駅と山梨県の甲府駅を結ぶローカル鉄道。今回の小さな旅はこの夏最初の「青春18きっぷ」の旅でもあり、私にとって身延線は初体験です。富士駅からこの電車に揺られること20分弱で富士宮駅に到着します。駅前の観光案内所で地図をもらって早速歩き始めましょう。

身延線 富士駅

富士宮駅から徒歩およそ10分で富士山本宮浅間大社の入り口に到着です。朱色に染まった巨大な燈籠と鳥居が大神宮の風格を思わせます。鳥居の柱には「富士山世界文化遺産」の垂れ幕を掲げてしっかりアピールすることも忘れていません。
富士山本宮浅間大社 入り口

■さてお参り でもその前に腹ごしらえ
浅間大社入り口道路左手には「お宮横丁」があります。時刻は12時を少し回ったところ。お参りの前に何はともあれお昼にします。
お宮横丁は、「門前町として栄えた富士宮」に「誰もが気軽に足を休めてひとときのやすらぎを感じられるような自由空間」(HPより)をコンセプトとしたグルメ通り。静岡のみならず日本を代表するB級グルメである富士宮焼きそばを始めとしたお店が並びます。
富士宮焼きそば学会の焼きそばと残りわずかなビール

写真は「富士宮焼きそば学会」の焼きそばですが、他店のものも含めてすでに二皿目です。おいしいのでビールも進み、すでに3杯目も残りわずかとなっています。

■駿河一宮 富士山本宮浅間大社
お腹もいっぱいになったところで、神社にお参りです。ここは世界遺産「富士山」の構成要素のひとつであるばかりでなく、全国の浅間神社の総本山。立派な総門をくぐって境内に入ります。
総門
社殿は慶長9年(1604)年徳川家康による造営で、かつては壮観を極めたものの地震により破壊され、当時の建物で現存するのは本殿・幣殿・拝殿・楼門のみです。奥に見える本殿は二重の楼閣造で浅間造りといい、重要文化財に指定されています。
拝殿
本殿

境内右手には、富士山の雪解け水が湧き出た湧玉池があります。富士山登山者はこの霊水に禊ぎをして登山する古くからの習わしがあります。
(説明は同神社HPより引用)
湧玉池

さて、冒頭にも書いたとおり、世界遺産「富士山」の構成要素は山梨県側の神社や富士五湖から南は三保の松原まで全部で25あり、すべてを訪問するのは時間的にもなかなか大変そうです。まして富士山頂ともなると、訪問するのは私にとっては至難の業。富士山本体はやはり遠くから眺めてその美しさを楽しみたいと思います。
※画像は一部修正しています。

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