青春18切符の利用期限が迫る中、どうにか夏休みが取れたので出掛けことに。行き先は久能山東照宮と、家康が3度住まいとした駿府城。以前訪れた時は雨降りだった東照宮は写真の撮り直し、そして駿府城は100名城スタンプが目的の小さな旅です。
■家康が3度住んだ城 駿府城
静岡駅北口から10分ほど歩くと、お濠の向こうに再建された巽楼が見えてきました。
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巽楼と濠 |
この先にある東御門から駿府城公園内に入った右手にある管理事務所で、まずは100名城スタンプを押印します。
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東御門入り口 |
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駿府城東御門 |
駿府城公園は、一部を除いて堀が埋められ、公園として市民の憩いの場となっています。火災で焼失した天守が再建されているわけではないので、写真撮影に一番いいのは、公園内に入る前に姿を現す巽楼でしょう。
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駿府城内堀 |
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徳川家康像 |
家康の銅像は鷹も一緒です。やはり家康と鷹は切っても切れない縁があるのでしょうか。本当の顔立ちは誰にも分らないのでしょうが、苦難に耐えながら天下統一を果たした家康の凛々しい顔が映し出されているかのようです。
駿府城の二ノ丸の南西の角に位置する坤(ひつじさる)櫓に入ってみました。3年間の再建工事を終えこの春(2014年)一般に公開されました。
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坤楼 |
駿府城に関する概要ビデオを見た後にガイドさんの案内で内部を見学します。全てが在来の工法で復元されたこの建物は、床が一部アクリル板になっており内部の構造もわかるようになっています。条件が良ければ富士山も仰ぎ見ることができるとか。ガイドさんにお礼を言って坤楼を後にしました。
■家康関連でもうひとつ 国宝久能山東照宮
静岡駅からバスに乗り終点の久能山ロープウエイで下車しました。ロープウェイで久能山東照宮を目指します。
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ロープウェイからの眺め 一番高いところが久能山 |
家康は、自分の死後は久能山に埋葬することを遺言とし、駿河湾を見下ろすここ久能山に祭られました。
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久能山からの眺め イチゴ栽培のハウスが見えます。 |
全国にある東照宮のうち一番最初に創建されたのが、ここ久能山東照宮で、権現造りの社殿は、2012年(平成22年)に国宝に指定されています。
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ロープウェイを降りて境内に向かう |
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国宝の社殿 |
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国宝の社殿 |
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国宝の社殿 |
私は、国宝に指定された直後に一度訪れたことがありますが、その日は生憎の雨。今回は写真の再撮影を目的とした再訪となりました。
国宝の社殿回りは敷地が狭いため、大きな広がりをもった撮影は困難で、クローズアップの写真が多くなります。
「懸案」となっていた夏休みの取得と久能山東照宮の再撮影を終え、帰路に着きます。静岡名物の「静岡おでん」も食べて、小さいながらも充実した静岡の旅となりました。
※画像は一部修正しています。
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