2014年10月11日土曜日

2014年9月 京都建物探訪紀行(その2)

2014年 京都西本願寺の2棟の建物が新たに国宝指定されました。また、9月13日には京都国立博物館の平成知新館が新規開業となりました。今回はこの2か所を目的とした京都日帰り旅行に出掛けましたが、思いのほか好天に恵まれ、国宝を中心に建築物の写真を撮影しました。
■装いも新たに唐門も登場 二条城
今回の旅では二条城を訪問する予定はありませんでしたが、100名城のスタンプを押すことを思いつき、急きょ二条城に足を運びました。
前回訪れたのは2012年の12月。およそ2年ぶりの再訪ですが、その時修理中だった唐門もすっかり綺麗にお色直しがすんでいました。
二条城唐門(重文)
100名城スタンプを押したらとにかく車寄せの写真を撮り、車寄せから中に入ります。

二条城 車寄せ(国宝) 

車寄せ玄関から大広間などの国宝建築物が続きますが、2年前にも来たこと、襖絵などはほとんど(もしかするとすべて)レプリカであること、次の目的地に早く行きたかったことから、建物内部は早足で進み早々に外に出ました。
二条城 大広間外観(国宝)
■本丸御殿へ
いくら急ぎたいとはいっても、2年前は国宝建築物である二の丸御殿しか見ていなかったので、今回は本丸御殿にも進みました。広大な庭園に並ぶ貴重な建築物をゆっくり歩きながら見て回ります。
御常御殿(重文)

天守台跡に登りました。ここからは、これまで歩いてきた本丸御殿などが手に取るように見渡せます。高いところに登れるとなるどんなに疲れていても登りたくなるのはなんとも不思議なものです。
天守台からの眺め

天守台を降りて出入り口に戻りますが、案内板に所要時間が20分と書かれているのをみて、改めてその広大さに気づかれました。
東南隅櫓 寛永期に建てられ現存
それにしても二条城は世界遺産かつ国宝かつ100名城。私のような「城好き国宝好き建築好き」にとっては、まさに夢のような「タイトルホルダー」となっています。

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