栃木県足利市にある中世の教育機関、足利学校のほか、100名城のひとつ足利市館跡、そしてお隣群馬県太田市の金山城に出掛けてきました。20140923
■100名城かつ国宝建築鑁阿寺本堂
東武鉄道足利市駅から渡良瀬川を渡り、鑁阿寺(ばんなじ)を目指します。ここは、かつての足利氏館、現在は大日如来を本尊とする鑁阿寺(ばんなじ)となっています。
鑁阿寺入り口 |
敷地はほぼ正方形で回りを濠が囲み、内側には土塁があります。歴史の教科書で見たような鎌倉時代の武士の館の雰囲気を色濃く残しています。
鑁阿寺を取り囲む濠 |
鑁阿寺の本堂は、2013年に国宝指定されたばかりの建物。鎌倉時代に建立され、のちに大規模な修理をへて、現在に至っています。
鑁阿寺本堂 |
■足利学校ではお祭りが
鑁阿寺からほんの5分も歩けば足利学校に到着します。この日は「こども釋奠(せきてん)」(孔子とその高弟を祭る行事)が行われているため入場料が無料でした。
足利学校入り口 |
正面の孔子廟ではちょうど釋奠が行われていたので、まずはその右手の建物、庫裡と方丈に入ります。
庫裡 |
庫裡と方丈は、江戸時代に焼失したものを平成2年に復元したもの。方丈との継ぎ目の部分には孔子とその高弟たちの像がありました。方丈内部には各種資料が展示され、南庭園が一望できます。
孔子とその高弟たちの像 |
方丈 |
庫裡と方丈の見学を終え、孔子廟に移動します。孔子廟ではちょうどお祭りが終わったところで、係りの人たちがあわたたしく片づけをする合間を縫って写真を撮影しました。
孔子廟 |
足利学校については世界遺産登録を目指す動きもあるようです。今後どのような展開になるか注目したいところです。
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